なぜ、レンズに傷が付くのか?
「あれ、ちょっとレンズが曇ってるな...」
と思って、拭いてみたけど変わらない。
それでレンズをよ~く見てみたら、
「傷が付いてる!!」ということはありませんか?
しかも..
知らないうちに傷が付いていた。。(+_+)ガ~ン。
そう、メガネレンズ(プラスチック素材)は傷に弱いのです。
しかも、知らないうちに..ということは、逆に言うと、
知らず知らずのうちに傷を付ける行動をしていた
ということに他なりません。
では、どのような行動が傷に繋がったのか?
それは、「から拭き」です。
一見きれいに見えるレンズでも、空気中のチリやホコリ等、
細かな異物が付着しています。
この異物が付いたままレンズを拭くと、
異物が表面を引っ掻いて、細かな傷が付くというわけです。
メガネ拭きでもダメです。
から拭きは、メガネ拭きであってもNGです。
例えば、細かな砂をレンズの上に載せた状態で拭くとすると、
それはメガネ拭きであろうとなかろうと傷が付きますよね、
ということです。
逆に、メガネ拭きに、ほこりや異物が付いていてもNGです。
せっかくレンズを水洗いしても何の意味もありません。
メガネ拭きも定期的に洗濯して、
キレイな状態を保つようにしておきましょう。
よく、やってしまっている傷を付けるその他の行動
「から拭き」の他に、意外とやってしまいがちな
行動の中にも傷の原因があります。
① メガネを外して机の上に置く際に、レンズが下になって置いている。
② メガネケースに入れないで、メガネをそのままポケットやバックに突っ込んでいる。
ポケットにそのまま入れる
③ とりあえず、洋服やハンカチ、ティッシュで拭いてしまう
ハンカチや服で拭く
これらのことを何気なくやっていたら要注意です。
分かっていながらも「ついつい」というのも禁物です。
正しいメガネのお手入れ方法
以下のようにお手入れをしていただくと
ほとんど傷が付かずにレンズが長持ちします。
プラスチックでも5年、10年と傷が付かずに長もちしますよ。(^o^)
水洗いすれば、仕上げのメガネ拭きを使わなくても
ティッシュで水分を拭き取るだけでキレイになります。
油汚れがひどい場合には、次のように
水をタッパか何かに溜めて
台所用の中性洗剤を数滴たらして、薄めた水で
メガネをすすぐとキレイになりますよ。
アルカリ性と酸性に弱い
重ねて言いますが、使用する洗剤は
台所用の中性洗剤を使用してください。
メガネレンズは、表面にコーティングを施していて
カビとり剤、アルカリ性や酸性の洗剤、
化学製品・薬品、整髪料等がレンズに付着すると
コートが剥がれたり、シミとなって取れなくなったりします。
汗や皮脂は酸性や弱酸性になりますので
よく汗をかきやすい環境で使う場合は
他の人より劣化がすすみやすくなります。
石鹸やハンドソープはアルカリ性、弱アルカリ性なので
これらで洗浄するのも避けてください。
結構、手と一緒に洗ってしまっている方を見かけますので。
もっと簡単に傷が付かないようにしたい!という方は
どうしても、性格的に大雑把なところがあって
なかなかこのとおりにできないな...
という方は、傷に強いコーティングもオプションで
ご用意していますので、そちらを付けて傷をなるべく防ぐ、
という方法もあります。
傷に強いコーティングをもっと詳しく知りたい方は
→ 傷に強いレンズ