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シリコーンレンズはココが凄い!

シリコーンレンズ(シリコーンハイドロゲルレンズ)って、最近耳にすることも多くなっていますが

「あまりよく分からない…」

「何がいいのかピンとこない…」

という人も多いかと思いますので、シリコーンレンズの何が凄いのかをお話ししますね(^^)

 

それは、従来のソフトコンタクトレンズの2つの弱点を大きく改善したことにあります。

 

ソフトコンタクトレンズの2つの弱点とは

ひとつは、目にとって重要不可欠「酸素」をたくさん目に届ける、ということです。

もし、酸素不足が慢性的に続くと目にとってとても危険です。失明の可能性もあります。

 

酸素の重要性については、次の記事を読んでみて下さいね。

→ 本当は怖いコンタクトレンズ

→ えっ!黒目に血管が

→ コンタクトレンズ、したまま寝ると

 

では、従来素材シリコーン素材で、酸素を通す量(Dk値)を比較してみました。

 

従来の素材とシリコーン素材の比較

 

レンズによっては、最大で15もの開きがあります。

従来素材に比べて、シリコーンレンズがいかに凄いかが分かりますね。

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レンズ周辺は酸素を通さない!?

前のグラフは、素材自体の酸素を通す数値(Dk値)の比較ですが、実際の酸素を通す量は、

実は、レンズの厚みによって変わります

そして、薄いレンズほど、より酸素を通します。

例えば、Aというシリコーン素材でも薄い方が、より酸素を通します。

 

えっ、同じレンズならみんな同じ薄さなのでは?

と思うかもしれませんが、度数を出すために中心と周辺で厚みは違います。

メガネなら分かりやすいと思いますが、近視の強い人は、メガネのレンズの端は厚くなりますよね。

断面図で見るとこのようになっています。

 

レンズ周辺は酸素を通さない!?

 

コンタクトレンズも同じで、近視の度が強いほどレンズの周辺部は厚くなります。

つまり、中心部と周辺部では、酸素を通す量が違う、そして度の強い人ほど周辺部の酸素供給量は低くなる、ということです。

 

周辺部の酸素供給量

 

上の図は-6.00の度数の従来素材(Dk値28)の酸素を通す量を色分けでマッピングしたものです。

周辺は素材自体の酸素透過率の半分くらい(1018)まで下がっています

 

近視の場合、周辺の面積の方が中心に比べてはるかに広いので、その分黒目(角膜)への負担はDk値の数値以上に悪くなるのです。

 

酸素を通す

 

これがシリコーンレンズ(Dk値100)になると、当然周辺でも下がりますが、それでも50くらいは酸素を通します。

このようにシリコーンレンズの酸素透過率が飛躍的に高くなったことで、周辺部でもかなり酸素を供給できるようになったのです。

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シリコーン素材は乾燥に強い

2つめは、乾燥に強くなったということです。

目の乾燥感で悩む方は多いので、そういう方にとっては朗報ですね(*^-^*)

シリコーン素材は、水分を低く抑えられ、かつ、そのコンタクトレンズの水分が蒸発しにくいという特性があります。

 

従来素材は、水分を低く抑えられても、蒸発を抑えることができないので、長時間装用すればするほど、涙が少なくなって、乾燥感が強くなっていきます。

このようにシリコーン素材は、コンタクトレンズの水分の蒸発が少ないため、結果として、涙の減少を抑えて目の潤い感を長くキープすることができるようになったということです。

 

せっかくなので、どのくらい蒸発しにくいのか、乾燥への強さの実験をしてみました。

従来素材とシリコーン素材を、それぞれ室内で放置し、どの位乾燥するかを観察しました。                  

シリコーンハイドロゲル素材

30分後、従来レンズは水分が蒸発し、小さく縮んでしまいましたが、シリコーン素材は、

やわらかいまま、大きさもあまり変化しませんでした。    

 

2時間後のシリコン素材

 

さらに、2時間経過すると、従来素材は完全に乾燥してカチカチになってしまいました。

ところが、シリコーン素材は、まだわらかいまま、大きさもあまり変化してません。 

 

ここで、あれ?と思う方もいるかと思いますが、

目に入れているときは、2時間経ってもカチカチに小さくなりませんよね?

なぜか?

それは、涙を奪っているからなんです。

 

実験では、空気中にさらしているので、奪う水分がないのでカチカチになるのです。

これで、なぜコンタクトレンズの水分の蒸発が少ないと乾燥感が少なくなるか、

お分かりいただけたでしょうか?

 

このように、従来素材の2つの大きな弱点を改善したレンズがシリコーン素材なのです。

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脂質汚れとケア用品との相性に注意

ただ、ひとつだけ注意点があります。

シリコーン素材は親油性という特性があり、化粧品などの油分脂質汚れが付きやすいのです。

よって、化粧品の取扱いには注意が必要です。

 

最近ではコーティングをしたり、脂質が付きにくい素材も開発されたりしていますので、脂質が付きやすい方はこのようなシリコーンレンズを選ぶ方が良いでしょう。

 

もうひとつ、ケア用品についても、シリコーン素材とMPS(マルチパーパスソリューション)との相性悪いことが報告されています。

相性が悪いケア用品でお手入れすると、角膜に傷がついたり炎症が起きたりすることがありますのでケア用品を購入する際にはご相談くださいね。

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