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子供のメガネを作る前に 知っておいて欲しいこと。

メガネを作る際には必ず視力検査をしますが、特に子供の場合は注意が必要となります。

そのため、検査方法も大人とは異なってきます。

 

その理由は、子供は大人に比べて調節力が非常に強いからです。

調節力とは、遠くが見えている状態(正視状態)から近くのものにピントを合わせる

力のことを言います。この時、目の中では、筋肉が緊張して、水晶体の厚みを増しています。

子供の目

この調節力は歳くらいでピークに達し、その力は14D(ディオプター)になります。

14Dとは、大体目の前cmくらいまでピントを合わせる力があるということです。いや~凄いですね。

そしてこの調節力は、年齢を重ねるに従って弱くなっていきます。

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なぜ、調節力が強いと注意が必要なのか。

強い調節力を関与させたまま、視力検査をしてしまうと、検査結果が近視方向に強く出てしまうからです。例えば遠視なのに、検査結果として正視とでたり、場合によっては近視とでたりしてしまいます。

 

一番問題なのは強い遠視の場合です。

強度の遠視の場合、放っておくと弱視斜視になってしまうことがあります。

 

また、ある程度強い遠視の場合、強い調節力のせいで弱い遠視とでてしまうと、メガネを

掛けなくても良い、といった誤った判断になってしまったりします。

このとき、矯正視力が1.0でていたりするので安心してしまいますが、実際には、ある程度強い遠視があるので、それと分からずにメガネを掛けずに放っておくと斜視になってしまうこともあります。

 

これは、遠視の場合、ものを見ようとするときに調節力を働かせますが、その時に同時に目を内側に寄せる輻輳(ふくそう)が起こります。そうすると眼位が内向きとなり、内斜視となってしまうこともあります。

こうなると、片目では良好な視力がでていても両眼視機能に影響が出て、両方の目で同時にものを見ることができない、立体的にものを見ることが困難、ということになったりします。

 

その他にも、メガネを掛けないで放っておくと、ものを見るとき、特に近くを見るときは

調節力を大きく働かせなくてはいけないので、かなり疲れます。

そうすると本を読んだり、勉強することが嫌いになる集中力が続かない落ち着きがなくなる、などの症状が出る場合があります。

「勉強しなさい」といっても、このような症状のために、本人は辛くて出来ないのかもしれません。

教育的にみて親としては困ってしまいますね。

 

また、弱い遠視の場合には、強い調節力のため近視とでたりします。

このままメガネを作ってしまうと、遠視なのに近視のメガネを掛けるはめになってしまいます

 

近視の場合でも、強い調節力のため更に強い近視とでたります。

この場合も自分の近視より強い近視のメガネを掛けるはめになってしまって、疲れやすくなったり目の緊張が続いて、より近視が進みやすい環境になってしまいます。

不必要に近視が進むことは避けたいですよね。

 

このように、視力検査が正確にできないために、必要なメガネを掛けさせることができない、また、間違ったメガネを掛けさせてしまう、という事態になりかねません。

大切なお子様のメガネがそうなってしまうのは、とても心配な事態ですね。

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最新の検査機器だから正確。は本当?

検査結果が不正確な理由として、

ほとんどのメガネ店にあるオートレフ検査という他覚的な検査に頼ってしまう、というケースがあります。

この機器は、中を覗くと中心に固視標があり、それを見ているだけで自動的に近視や遠視や乱視の度合いを測定してくれる機器です。

 

オートレフ

非常に便利な機器ですが、特に調節力が強い子供は、近視方向に強く出てしまう傾向があります。

前で述べたように、強い遠視なのに弱くでたり、もしくは近視とでたり。

弱い近視なのに強い近視ででたりと。

 

また、子供の場合、視線が固視標からずれてしまっていて(検査側の画面では分からないズレなので

検査員は気が付かない)近視方向に強くでてしまうこともあります。

 

実際に、どのくらい変わるのか実験してみました。

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実に、視力0.9位の目が、視力0.1くらいの近視の目に変わりました!

もし、このまま、このデータに頼ってメガネを作ると大変なことになりますね(怖)。

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視力検査の知識と技術が重要。

非常にレベルの低いお店は、この検査機器ででた度数データで視力チェックして、視力が出ればそれで眼鏡作製。または、この検査機器ででた度数データをちょっといじって、「良く見える」とお客様が言った度数でメガネ作製。というところもあります。

 

これでは、お子様のメガネも合っているかどうか不安になりますね。

結果的にまあまあ合っていたということもあるでしょうが、実際にはその確立に賭けるわけにはいかないでしょう。

このようなお店は、完全矯正値のデータなどを残していませんので、そういうところで作る場合はある程度、覚悟をした方が良いかもしれませんね。

 

ただ、この機器は予備的な検査には役立ちますので、問題はそのあとに検査する自覚的な視力検査

しっかりできるかにかかってきます。

また、子供の視力検査では、集中力が散漫になりがちで、意思疎通が上手にできない、ということもあります。

そんな中で的確に素早く検査を行うには、正確知識技術が必要となってくることは論をまちません。

 

当店隣接眼科での検査では、問題となる調節力の関与を出来る限り排除するため、

検査前に両眼を雲霧法にて目を休ませて(調節緊張をできる限り排除します)

5mの視力表(調節性輻輳等の関与をできる限り排除します)にて

両眼開放雲霧(両眼開放にて、日常視に近い両眼協調状態で過度な調節緊張を排除します)

で検査をすすめていきます。

 

しかしながら、いくら努力しても調節力の非常に強いお子様の場合は、これでも充分とは言えません。

そこで、眼科医師の診察と指示により、調節麻痺剤という目薬で、一時的に調節機能 を止めて検査して、より確実に度数を確定します。

 

このように、視力検査結果によってメガネの度数に影響を及ぼしますので、いかに視力検査が大事かということがお分かりいただけるかと思います。

これは、子供の検査だけではなく大人の検査でも、自覚的検査は重要で、しっかりと自分の眼に合ったメガネを作製する場合には、信頼できるお店でメガネを作製することをオススメします。

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